
成都は中国西部の最重要都市であり、西南地区の交通の中枢でもあります。中国第6位の航空中枢として、市内から16㎞離れた成都双流国際空港は、2008年の旅客輸送量が延べ1700万人に達しています。2009年10月、双流国際空港の第2滑走路の使用が始まり、成都は北京・上海・広州に次いで、4番目に空港滑走路を2本持つ都市となりました。政府は空港の更なる拡張を計画しており、2008年3月4日、成都第二空港プロジェクトの情報が取りざたされました。この空港が完成すれば、旅客輸送量は成都双流国際空港の現状の5倍になります。民用航空総局の計画には、中国はこの10年以内に、四つの中枢空港を造る、というものがあります。それが北京、上海、広州そして成都なのです。双流国際空港はこの5~10年の内に西南地区の中枢空港から中国第4位の中枢空港に昇格する予定です。成都には日本、韓国、シンガポール、オーストラリア等の国際線が32本あり、国際線直行便は北米の四大中心都市(米国・ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコとカナダ・バンクーバー)と、ヨーロッパの三大中心都市(ロンドン、パリ、フランクフルト)及び、アジアの主要都市(東京、香港、シンガポール、クアランプール、ペナン、ソウル、ジャカルタ、デリー、マニラ)並びに、オーストラリアの2つの中心都市(シドニー、メルボルン)があります。その内の一つのヨーロッパ路線はオランダ・アムステルダムと成都間の往復で、その所要時間は11時間。中国では北京-アムステルダム間の往復所要時間に次いで速く、上海より30分近く速いのです。2008年12月、両岸(中国本土と台湾)の三通(通商、通航、通信)も台北まで直行するようになりました。2009年末にはインド・バンガロールと米国・ロサンゼルス路線も開通します。

